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保護者か相棒か

kisitoouzi


「俺の連れに何の用だ」


ソルウィが変なやつに絡まれた……みたいな。
バルは自分の顔が怖いっていうのを嫌というほどわかっています(別に気にしてはいない)。
一睨みすればごろつきもたじたじ。おおこわいこわい。



「……気のせいだったら悪いんだけど、なんか嬉しそうじゃない?バルカイ」
「まぁな」
「何かあったの」
「ソルウィが俺を頼ってきた」
「っ!?な、な、何言ってんだよ!そんな事で喜ぶなよっ」
「頼られるってのは悪い気がしないからな」
「な、なんだよ……そんな事考えてると、誰かに利用されちゃうぞ、お前」
「されねーよ。人を選ぶくらいできる」
「わ、分からないじゃないか、僕がするかもしれないぞ」
「しないだろ、ソルウィは」

「あ、あー……しない、けど、さ」


ソルウィがバルカイを頼るのは、きっといくらか時間が経ってから。
ソルウィはバルに劣等感(と同性としての羨望)を抱いてるところがあるので、素直になるまで時間がかかりそう。


足を怪我したノワとそれを運ぶバルカイのはなし。


barunowa.jpg

「やだ、馬鹿、降ろして降ろしてー!」
「降ろした所で歩けるのか、その足の怪我で」
「あ、歩けるもん!平気だもん!」
「さっき森の奥で一人でぐずってたのはどこの誰だ」
「なっ、なんで知ってるの!?」
「さぁな。いいからおとなしくしとけ」
「お、お、おとなしくって言ったって、さっきからお尻触ってるっ」
「あ?あー……気付かなかった」
「!?」
「まぁ減るもんでもないだろ、お前の尻なんて」
「!!?」
「だからおとなしく、」
「ひどいっ、ひどすぎるよ!!いくらバルでも許せないっ!それが女の子に言うことっ!?」
「……尻を触っちゃいけないような、丁寧に扱うべき女の子は、森の奥で裸足で遊びまわって足を怪我したりはしない」
「うっ」
「いいから、黙っとけ」
「……覚悟しててよ」
「?」
「いつか絶対、バルがびっくりするようなちょ~~いい女になってやるから!今のうちから大切にしておけばよかったーって後悔するぐらい、すっごいすっごい魅力的なオンナになってやるからね!!」
「そりゃすげーな。楽しみにしてるよ」


「今のままでも十分魅力的だ」とは、とても言えない。


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ぷろふ

桜谷 (さくや・さくらや)

Author:桜谷 (さくや・さくらや)
創作とゲーム音楽とアニメが大好き。
最後の晩餐は最高級の卵とご飯と醤油と削り節で卵かけご飯が食べたい。

ついった
りんく
かてごり
ほかにっきとか
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